W-BASE 田中元章 インタビュー

東京・渋谷のバイクショップW-BASEショップマネージャーとして、東京のストリートバイクシーンを長年に渡り見守ってきた田中元章氏(通称 MOTO)。

スポーツといえば野球などの球技が全盛だった昭和の時代にBMXに夢中になり、BMXに捧げてきた時間はすでに36年オーバー。
現在もBMXに乗る現役のBMXライダー。

今回はHOW I ROLL BMX各モデルのインスパイアソースになっている、OLD BMXの世界を実際に体感していた田中元章氏に、東京の自転車シーンの移り変わりに関して話を伺いました。

-先ずは自己紹介をお願いします。
W-BASEの店長のMOTOです。
渋谷近辺でfreestyle BMXとStreet BMXを両立して乗ってます。
昔はコンテストの為にとか思ってたけど、現在はただ楽しく乗れればイイと思ってます。

-自転車が好きになったのはいつですか?またきっかけを教えてもらえますか?
1982年に映画 “E.T.”が公開されて映画の中でBMXがたくさん登場してました。
それを見て何てカッコいいんだと思ったのが、きっかけです。

-中学生の頃はどんな風にBMXに乗っていたのですか?
基本学校終わったらBMX!
休みの日も毎日BMX でした!
1日7ー8時間は乗ってたな… まだ技が確立してない時代だったので試行錯誤して楽しかった。

-当時の東京BMXシーンを教えてください。
当時はかなり盛り上がってましたね。
コンテストもたくさんあったし、アメリカプロライダー来日ショーなどもあり、今と比べ物にならない位影響があったと思います。
当時はDVDもない時代だったので読めない海外雑誌のコマの写真を見て練習してたなw
日曜日は必ず代々木のホコ天でパフォーマンスしてました。
隣はスケーターたちのジャンランがあって最高の時代でした。
当時はVANS履いていたらスケーターかBMX’er しかいなかったので、街で履いてる人いたら話しかけて盛り上がってましたw
そんな時代を生きられて良かったと思う。

-2004年からW-BASEをスタートするわけですが、今までに苦労はありましたか?
オープン当初から苦労しっぱなしでした… どこにもないカッコいい自転車屋とか思ってましたが考え甘すぎでしたw
最初の1年はまずお客さんは来ない…
その頃は*BROOKLYN MACHINE WORKSが原宿界隈の有名人達に人気で、B.M.W.を仲間たちに売って生計立てました。
みんなには本当感謝しかないです。

*BROOKLYN MACHINE WORKS:1996年創業。NEW YORK BROOKLYNの自転車ブランド。

-MOTO君が感じている現在の東京自転車シーンはどうでしょうか?
僕が思うには、世代が一回りした感じがします。

昔からやってるライダー達は変らず乗ってて、カスタムしたりみんなで乗り行ったりで楽しそうですね。
自転車を全く知らない子が始めるのが増えたと思います。でも乗り方を分からない人が多いのがね…
W-BASE はもちろん乗り方教えますけど!

先輩ライダーなどにもっと聞けば良いのにと思います。
昔と違って、みんな優しい人達なので思い切って話しかけてほしいと思います。
それで新世代のライダーが沢山増えてくれれば最高です。

-予測でもちろん構いません。今後の東京の自転車シーンはどうなっていくのでしょう?
良くはなっていくと思います。BMXなどはオリンピックが始まればかなり盛り上がってくと思います。
それからこれから始める新世代の人達にかかってると思います。
分からない事をどれだけ僕らが分かりやすく伝えれるか、楽しませるかが課題だと思います。

-貴重なお時間ありがとうございました。